国内初の20代の新型初のコロナ感染症による死亡者、勝武士さんが話題になっています。
国内初の20代、というところも私にとっては少し驚きでしたが、体調悪化から死去までの経緯が酷くて絶句してしまいました。
勝武士さん自身のことについてや、死去までの経緯についてまとめてみました。
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勝武士のプロフィール
名前 :勝武士
読み方 :しょうぶし
本名 :末武 清孝
生年月日:1991年11月4日
年齢 :28歳
身長 : 166cm
体重 : 111.2kg
出身地 :山梨県甲府市
新型コロナウイルスによる感染症で、国内初の20代以下の死亡者となった勝武士さん。若いスポーツ選手が、って考えるとすごく怖いですよね。
勝武士さんは、相撲の取組前に行われる、禁じ手などをコミカルに説明する「初切」によく登場していたそうで、巡業や花相撲では人気があったそうです。前説や前座みたいなものでしょうか。
中学高校は?
勝武士さんの出身中学校は甲斐市立竜王中学校です。
中学時代は相撲部に所属していたそうですね。
高校も調べてみましたが、勝武士さんは中学卒業後すぐに相撲部屋に入っているので高校には行っていないようです。優れた才能は早いうちから鍛えた方が良い、ということなのかもしれませんね。
結婚や彼女は?
勝武士さんはご結婚されていたり彼女はいたのでしょうか。
調べてみましたが、奥様のコメントがないことからおそらくご結婚はまだだったのではないかと思います。
中学校の同級生の話から子供好きだった様子も伺えるので、
彼女について調べてみましたが、こちらも分からず。初切相方の元高三郷の和木勝義さんインタビューによると、真面目で気遣いのできる性格だったそうなので、おそらく彼女がいたら相当大事にしてたでしょうね。
勝武士さんの訃報を受けて入籍した力士もいたりするので、彼女がいたとしたらコロナもあってご結婚を考えることもあったかも。
大変残念でなりませんね。
経歴は?
勝武士さんの障害戦歴は、260勝279敗。
2007年3月場所でのデビューから13年、力士として活躍してきました。中学卒業と同時に、15歳で部屋入りしてすぐからの経歴なので、28歳でも歴13年になるんですね。
大相撲で目立って名前を聞くことはありませんでしたが、白星と黒星が半々くらいだったようです。
2014年4月の神奈川巡業からは初切を担当することも多く、そこでの知名度や人気はあったそうです。
身長166cmと、力士にしては小柄な体格を活かした抜擢だったそうですが
持病はあった?
勝武士さんには2014年から糖尿病の持病があり、2016年初場所4日目では糖尿病による低血糖で不戦敗を喫するなど状態が悪くなる時もあったようです。
インスリン注射が必要な状態だったそうですが、職業柄ダイエットは無理でしょうし大変なところだったのだろうと思います。
糖尿病を患っていて仕事にも影響が出ていたのなら主治医がいたと思うのですが、主治医へ相談はしなかったのでしょうか?相撲部屋はスポーツ選手の集団なので、部屋専属のお医者さんとかがいたら少し状況は違ったのかもしれませんね。
感染からの経緯
トクダネで放送していた、勝武士さんの体調悪化からの経緯が酷かったのでまとめてみました。
感染からの時系列の経緯
4月4日〜5日 | 38度台の発熱 |
4日〜6日 | 近隣の複数の病院に依頼するが受付してもらえず |
7日 | 近隣の医院に相談するが医療機関見つからず |
8日 | 痰に血が混じったため救急車、夜に入院するが簡易検査の結果陰性 |
9日 | 状態悪化のため転院 |
10日 | PCR検査で陽性 |
19日 | 状態が悪化し集中治療室へ |
5月12日 | 死去 |
発熱があった時点で病院へ診断を依頼しているので、受診の目安を遵守した結果とは言えなさそうです。
4月の時点で、病院受診の基準は下記のようになっていました。
- 風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日日以上続く
- 糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPD等)の基礎疾患がある方や透析を受けている方
38度台の熱が出ていて糖尿病があったらお医者さんに相談、というのは基準にも合致していますね。4日間も複数のお医者さんへ相談しているのに受付してもらえず医療機関も見つからないというのはひどいと思います。
ただし、平時に38度の熱で入院するかというと自宅療養が妥当だと思います。
8日には血痰がみられたためここで初めて救急車を呼び受診へ。
血痰まで出るような事態にならないと受診ができないというのは、4月を思い返してみたらいかに受診の目安が異常になっていたかわかります。
この時の簡易検査では、なんとコロナ陰性。
この時点ではコロナとは別の発熱だったのか、もう今となってはわかりません。
今、コロナ以外の病気の人は病院受診も難しくかなり大変ですよね。。。
10日のPCR検査で陽性が出て以来入院加療が続いていましたが、5月12日に死去されました。
最初の発熱の時点でアビガン服用していれば助かったかどうかはわかりませんが、発症から死去までの受診・医療機関での受入経緯がわかってしまうと本当に今の状況は怖いですね。
まとめ
- 勝武士さんは国内初の20代でのコロナ感染症死者ということで話題に
- 糖尿病の持病があり、インスリン注射が必要な状態
- 発症から入院まで、4日間病院を受診できず、血痰が出て救急車を要請
- コロナ陽性診断まで発症から6日経過、簡易検査で一度陰性
改めて、勝武士さんのご冥福と一刻も早い新型コロナ流行の収束を祈っています。
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